第五話 Terathanのお味は?−其の六− (2003年1月3日)


ヨッパライの勢いは止まらない。
宇宙空間からTerathan達を蹴散らし、あっという間にBarlonの沸く部屋までたどり着いた。

Rikha:「ここのドアを閉めて、蘇生ポイントにしましょ(上の地図黄色○)」

このあたりはOphidianの数がおぞましいことになっている。
狭い通路を通って襲いかかってくるOphidian。
そして彼方からはBarlonがやってくる。

いち早く狭い通路に立ちふさがり、Ophidianをくい止めたのはYOUSISとHansenだった。
とにかく狭い通路の戦いで挟まれてはパーティの潰滅に繋がる。

一方俺とRikhaはOphidianとBarlonの横をすりぬけ、
背後から攻撃を行う。
YOUSISの肩越しではKASUMI・Saburou・PulsarがEnergy Fieldを張り巡らし、
その後ろから援護。
隙を付いてChain Lightningのような大技を放つ。

だがBarlonがいる以上、狭い通路で戦うのはかなり危険だ。

みんなに指示を出し、奥の広い部屋へとBarlonを誘導し、
ここで戦闘をした。

さすがに9人がかりで責め立てればBarlonといえどただでは済まない。

一緒に沸くOphidianを蹴散らしつつ、最初のBarlonはあっさりと倒すことが出来た。

Pulsar:「意外と楽だ。。。w」
Vai:「あのドアを開けると修羅場になりますが、いかがしましょうパル様」

おもむろに歩き出すRikha。

Pulsar:「ぐはw」
Crystal:「重い><」
KASUMI:「開けるのかw」
Pulsar:「勘弁してください。。。」

Rikha:*knock*

YOUSIS:「あああああ」
KASUMI:「おーぃw」
Vai:「いや、あそこにMPKがいる」
Rikha:「え?w」

恒例ログ晒しをすると、


Strが113になりました。(変化前:100)
Dexが86になりました。(変化前:70)
You see: an ophidian enforcer
You see: an ophidian justicar
You see: an ophidian apprentice mage
You see: an ophidian shaman
You see: an ophidian enforcer
You see: an ophidian knight-errant
You see: an ophidian shaman
You see: an ophidian apprentice mage
何を調べますか?
the Slayer: 超人的な強さですし、超人的な身のこなしです。
the Slayer: これの耐久性は90%です。
You see: an ophidian justicar
You see: an ophidian knight-errant
You see: an ophidian shaman
You see: an ophidian enforcer
KASUMI: In Vas Mani
You see: an ophidian justicar
You see: an ophidian apprentice mage
You see: an ophidian shaman
You see: an ophidian knight-errant
You see: an ophidian shaman
You see: an ophidian apprentice mage
You see: an ophidian enforcer
You see: an ophidian enforcer


もちろん、ギッシリOphidianが詰まった部屋のドアを開けたのだ。

とたんに戦場は地獄と化す。

あっちも修羅場、こっちも修羅場。
だがヨッパライといえど、こちらもただのヨッパライではない。

上のSSの右下には小さく、「YOUSIS looks ill」とある。
このシーンではYOUSISとHansenが盾となり、
そして見てのように俺とCryssとRikhaがアタッカーとなっている。
酒のためマナがない俺たちの攻撃力は高いとはいえないが、
それでも相手の攻撃を受けずに一方的に仕掛けることが出来る。
盾となっているYOUSISもHansenも、一撃の大きいHalberdを持っているだけに、
一撃離脱でも十分な打撃を与えることができる。

もちろんターゲットが俺やRikhaに変わることもある。
そのときはYOUSISやHansenが攻撃に転じればよい。

もっとも残りの体力を考えずに行動すれば、それは途端に特攻となる。
盾←→アタッカーのバランス取りは難しい。

メイジも3人(料理人Lazuriteを合わせれば4人)いるために、
回復だけでなく盾の動き次第では攻撃にも転じている。
何しろKASUMIもPulsarもSaburouも書写メイジ。
本来は攻撃型のメイジであるだけに、その魔法の威力は高い。
もっとも酒のおかげで瞑想できないために、しこたま飲んだKASUMIは相当苦労したようだ。

そして炸裂する個人技。

Hansen必殺のウェスタンラリアート!
足下に伏せるOphidianの死骸の数が威力を物語る。
前回の冒険記のBarlonには不発だったが、Ophidian相手には十分な威力過ぎるくらいだ。
次は是非古代竜に・・ごほごほ。

死地の中で安全地帯を作ろうとするSaburouは、
部屋の隅にEnergy Fieldを張り巡らせ、ここを蘇生地点としている。
なるほど、Energy Fieldで柵を作れば魔法を使えないモンスターは入ることができない。
モンスターからの視線チェックもInvisibilityを組み合わせれば回避できるはずだ。

Cryssは戦士勢の中で唯一魔法攻撃を行うことができる。
ピンポイントに放つPain Spikeは確実に相手の命の火を吹き消す。
Curse Weaponはあるものの、確かに回復能力は騎士勢には敵わないが、
それでも女性であるという+が大きいのか(謎)、熱いバックヒールに守られ、
存分に攻撃力を生かしている。

*ヒック*

それでも次々と襲いかかるOphidian。
続々と召喚されるBarlon。
何故BarlonはOphidianを襲わないのか。
Barlonからすれば人間もOphidianも同じだと思うのだが、
彼はどうも人間より蛇の方が好きらしい。

部屋にあまりに大量のモンスターが沸いた時には通路も利用する。
狭い通路での俺&Hansen vs Barlon、Hansen倒れた後の俺&Rikha vs Barlonの2on1。
大量のOphidianは部屋に残っているにしろ、戦術としては正解だったのではないか?
俺個人的には、これらのタッグ戦はかなり面白かった。

ちなみにこのときは盾になっていた俺が背後からのAvengerの一撃で死亡、
Rikhaがその隙にBarlonの急所を射抜き、痛み分け、といったところか・・
正直、俺は自分が何故死んだのかはPulsarが「アベですね」と言うまで全く分からなかった。
何匹にターゲットされているかは常に把握する(ようにする)必要があると思い知った一幕だ。

*ヒック*

Fire Fieldを焚いたのは(未確認ながら)Lazuriteだろう。
何のためか?
もちろんスペシャルメニュー・「黒閣下の躍り食い」のため。
これだけの修羅場でも料理の道を追求する彼は、鉄人というか、なんというか、だが。
料理をする一方、Barlonに向かってMind Brastを打ち込んだりもする、
魔導武器の包丁で殴りかかったりもする、なかなか攻撃的な料理人だ。

次第に皆の息も合い出す。
お互いの連携が少しずつ滑らかになるにつれ、
一匹のBarlonを切り倒すのにかかる時間も短くなっていく。
戦士の連携の良さも一因だが、
やはりメイジのPulsar・KASUMI・Saburouの攻守の切り替えの妙に寄るところが大きいだろう。

Pulsarはどちらかといえば攻撃を重視し、様々な攻撃魔法を駆使する。
KASUMIは首を傾げながらEnergy BoltとGreater Heal、時にはArch Cureを飛ばす。
Saburouは攻撃よりは回復・援護・蘇生を重視し、フィールドを張り、GHを唱える。

メイジ同士の歯車が合うようになったのが、パーティの攻撃力の増加に繋がったのではないか。


調子が出てきたところではあったが、この時点で既に1時半。
時間的にはそろそろ潮時だ。

Vai:「それじゃあ撤退!一旦Rikhaについていって!」

と指示を出し、少々手間取りつつも階上へと無事に撤退できた。

互いの労をねぎらう一同。
ここでようやく俺の酔いが醒めた、というのは内緒だ。

だいぶ遅く時間となってしまったこともあり、HansenとCrystalはここで撤退することに。
残りの7人はRikhaの提案に従い、再度Ophidianの闊歩する山道を突破することになった。

正規の冒険記はこれにて終い。
山道攻略の模様は、第5話外伝として、後に執筆することにしよう。


とりあえず冒険の目的が目的だ。

「Terathanの肉をつまみに新年会をやろう!」という試みは、
8人の冒険者+1人の料理人の奮闘、
そして孤高の鉄人Lazuriteの生み出した料理により、非常に良い形で終えられたと思う。

もっとも、今までとは比べ物にならないモンスターの沸きっぷり、
モンスターの総合的な強さ、地形の悪さ、ラグの酷さもあいまって、
このサイトのうたい文句である、

『「狩り」ではなく「冒険」』

とはどういうことなのか。
今回の冒険と「逝きツアー」とは何が違うのか。
今回の冒険の提案者・そしてAbenteuerというサイトの管理人としても、
いろいろと考えることの多い冒険となった。

参加してくれた8人に心から感謝する。


戦利品:約15300gp 低級マジック数点
     Terathanの肉、Barlon Daemonの肉

合計死亡回数:9人で100は行かないハズ。(個人的には9)












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